約半年ほど前に結婚式を挙げたばかりの新婚です。事情があって、結婚を決めてから結婚式を挙げるまでの期間が約5ヶ月と、非常にばたばたと準備を進めていたこともあり、当時東京に住んでいた私と新郎は、離れたところに住んでいるそれぞれの両親にもほとんど何も相談することなく式の会場や規模感などを決めていきました。私たちは基本的に「悩んでいてもしょうがない」と考え方で、2人の趣味が似ているということもありますが、ほとんどのことについて即断即決をしてしまうタイプ。結婚式についても会場は1カ所見学しただけでピンと来たのでそこに決定、料理もブーケも招待状のデザインも2人ですぐに決めてしまうなど、ウェディングプランナーの方も「こんなにすぐにいろいろと決まるカップルは見たことがない」とおっしゃってくださるほどでした。

しかしながら、私はウェディングドレス選びについてだけは、離れたところに住んでいた母親にも同席してもらって決めたいと思っていました。なんでもかんでも新郎新婦だけで決めてしまって、離れたところに住んでいる両親はきっと式について「お客さん」のような感じを持っているだろうと思いましたし、本来であれば両親ももっと主体的に関わりたいと思っているに違いないと思ったからです。また、ドレスについては女親であれば絶対に特別な思いを持っているだろうと感じており、母親の意見も聞きながらドレスについては決めたいとかねてから思っていました。

ドレス合わせには、母親のほか新郎にも同席してもらいました。母親はファッションのセンスもよく、昔からずっと母のセンスには信頼をおいているので、安心して相談することができ、候補のドレスを3着ささっと選ぶことができました。実際に試着してみると、自分が花嫁になるのだという実感が沸々とわいてきてなんだかとても誇らしい気持ちになりました。試着室のカーテンを開けると、そこには目を輝かせる母親の姿が。普段は冷製沈着な母ですが、そのときだけはとても興奮した様子で、「きれいだね!」と子供みたいに喜んで新郎をつついたり写真を何枚も撮ったりするなど、非常に喜んでくれました。信頼できる母親の意見も参考にしつつ最終的にドレスを決めることができ、母を満足することができたばかりでなく、自分自身も「このドレスなら大丈夫」と自信をもって式当日を迎えることができました。女性にとってはウェディングドレスは特別なものです。ドレス合わせの際には母親にも同席してもらって一緒に決められると、母娘の最高の思い出づくりにもなると思いました。